環境にも自分にもメリット
日頃の足として、みなさんも良くご存知の自転車。ご近所への買い物や最寄りの駅までの交通手段として、
毎日の生活に快適さを提供してくれる自転車ですが、
少し視点を変えてみると、生活の道具としての側面だけに留まらない、
より有効な活用方法が見えてきます。
みんなで出来る「CO2削減」
京都議定書で世界に約束した日本のCO2(二酸化炭素)削減目標は、1990年に比べてマイナス年間1億2126万トン。
しかし、2003年の家庭からの排出量は1億7000万トンと、
削減どころか増えてしまっているのが現実です。
もちろんCO2は家庭から排出されるだけではないのですが、
私たち一人一人がCO2の削減を心がけることが重要となってきています。
でもCO2は目に見えない気体。
削減と言ってもなかなか具体的に見えてきませんよね。
そこで、まずは私たちの生活でどのくらいのCO2を排出しているのか、
車での移動を具体例として考えてみましょう。
買い物に行く場合のCO2排出量
ここでは次のような具体例を考えてみましょう。目的地:15km先のお店へ買い物。往復30km。移動手段:乗用車(燃費 10km/リットル)
この例でのCO2排出量は、上図の計算の通り6. 9kg。
CO2は常温では気体ですので、容量に置き換えてみると、2リットルのペットボトルで約1760本分。
普段何気なく移動に使う車は、こんなにも多くのCO2を排出していたのです。
CO2を排出しない移動手段
化石燃料を用いたエネルギーは、実にCO2を排出します。電力を用いている電車でもそれは同じこと。
車に比べ排出量は1/9とは言われているものの、ゼロではありません。
しかし、片道15kmの買い物を自転車で移動した場合はどうでしょう。
余計なCO2を一切排出することなく移動できるのです。
もちろん徒歩での移動でも同じですが移動距離は圧倒的に自転車の方が長く、
15kmを徒歩で移動するのは現実的ではありません。
そう、自転車は私たちが生活する中で最も効率的にCO2を削減できる移動手段のひとつなのです。
ちょっとしたお出かけは自転車を使う。
まずはここからCO2削減を目指してみませんか。
車を降りて自転車に乗ろう
車を運転して嫌なものの代表、それは「渋滞」。渋滞の原因は諸説ありますが、間違いなく言える事は「車が多い」から。
車が多いから渋滞し、渋滞するから移動時間が長くなる。
そして移動時間が増えれば、排出されるCO2も増加する。
そう、渋滞が緩和されれば、それがCO2削減に繋がるのも事実。
ここはひとつ「車に乗らない」という選択肢を作ってみませんか。
日頃自転車を使っている方も、その距離は長くても2~3kmくらいではないでしょうか。
軽快車(ママチャリ)での移動では、それ以上の距離だと辛くなってくることもしばしば。
でも軽快車だけが自転車ではないのです。
街で見かけることの多いマウンテンバイク(MTB)や、
メッセンジャーなどがかっこよく乗っているロードレーサー。
あるいは持ち運びやすさと性能を考慮して設計された、
BD-1をはじめとする小径車などは、
きちんとサイズを選びメンテナンスを行っていれば、
片道15km、往復で30kmくらいは楽々走れてしまうのです。
しかも15kmなら所要時間は約1時間。
「1時間も自転車に乗るなんて…」と思われる方もいるかも知れませんが、
うつろいゆく街並みを、自分のペースで風を切りながら走る1時間は快適そのもの。
ちょっと興味が出てきませんか。
さぁ、今週末のお買い物は、いつもと趣向を変えて自転車であの街まで行ってみましょう。
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